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「令和7年版 過労死等防止対策白書」を公表

厚生労働省から、令和7年10月28日に閣議決定された「令和7年版 過労死等防止対策白書(「令和6年度 我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況」)」が公表されました。「過労死等防止対策白書」は、過労死等防止対策推進法に基づき、国会に毎年報告を行う年次報告書です(今回の白書で10回目)。

今回の白書の主な内容は次のとおりです。


1.「過労死等の防止のための対策に関する大綱(令和6年8月2日閣議決定)」に基づく調査分析として、近年の過労死等の労災請求件数や労災支給決定(認定)件数に関する傾向の分析結果、調査研究の重点対象とされている職種・業種※(以下「重点業種等」という。)の労災認定状況、外食産業に係る労働者アンケート調査の結果等について報告。

※自動車運転従事者、教職員、IT産業、外食産業、医療、建設業、メディア業界、芸術・芸能分野

2.長時間労働の削減やメンタルヘルス対策・ハラスメント防止対策、国民に向けた周知・啓発、民間団体の活動に対する支援など、令和6年度の取組を中心とした労働行政機関等の施策の状況について詳細に報告。

3.重点業種等に係る企業・医療機関・自治体等における長時間労働削減等の働き方改革事例など、過労死等防止対策のための取組事例をコラムとして紹介。

1.では、令和6年度「過労死等の労災補償状況」の内容も報告されており、令和6年度の精神障害の労災認定件数が初めて1,000件を超え1,055件となったことなどが紹介されています。厚生労働省では、「過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会」の実現に向け、引き続き過労死等防止対策に取り組んでいくこととしています。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<「令和7年版 過労死等防止対策白書」を公表します>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65250.html

※無断転載を禁じます

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