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- “事務所のこれから”を考える一手としてのM&A ≪BRIDGE≫コラム Vol.6
“ひとり事務所”はM&Aの対象になりますか?
所長ひとりでも「譲れる事務所」になれる理由
こんにちは、PSR M&Aサポートサービス事務局です。
「スタッフもいないし、自分一人でやっている事務所はM&Aの対象になるのだろうか?」
そんな風に感じている先生、いらっしゃいませんか?
今回は、特に多くいただくご質問のひとつ、「ひとり事務所でもM&Aできますか?」にお答えします。
答えは「YES」です。 「ひとり」だからこそ生まれる価値がカギです。
実は、一人で経営されている事務所のM&Aは、買い手側から非常に高い関心を集めることが少なくありません。
なぜなら、そこには「ひとり」だからこそ生まれた、特別な価値があるからです。
顧問先との深い信頼関係
所長一人で対応しているため、お客様との関係が非常に密接です。
顧問先の継続率が高いことは、何よりも大きな魅力となります。
洗練された顧客対応とノウハウ
長年の経験から培われた、所長独自の業務フローや顧客対応のスタイルは、買い手にとって貴重なノウハウです。
シンプルで効率的な収益構造
人件費が抑えられ、収益がコンパクトにまとまっているため、譲り受け後の経営計画が立て易いというメリットがあります。
これらの価値は、決して大勢のスタッフがいなければ築けないものではありません。むしろ、一人で誠実に業務に向き合ってきた証なのです。
「ひとり」でも「未来につなげる仕組み」はつくれる
もちろん、M&Aの成功率をさらに高めるための準備は重要です。大切なのは、「未来につなげる仕組み」をいかに作るか。
たとえば、次のような準備を進めておくだけでも、譲渡の可能性は大きく広がります。
◎ 業務フローや書式の共有化:譲り受けた側がスムーズに業務に入れるようにする
◎ 顧問先情報の整理とマニュアル化:誰が見てもわかるように情報を一元管理する
◎ IT・クラウド環境の活用:場所を選ばず業務を引き継げるようにする
こうした準備は、事務所を「継ぎやすい状態」にするための大切なステップです。「継ぎやすい事務所」は、買い手から見て大きな魅力となり、結果として「売れる事務所」へと変わります。
売りたい・買いたいというお気持ちが少しでもある方は、無料情報登録ください。
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