ドリームサポート社会保険労務士法人の下田先生、安中先生に
今回の講座のポイントについて対談いただきました！

10年前に比べ、会社にとっての就業規則の位置づけが大きく変わってきました。
かつては、就業規則は労務リスクから会社を守るツールという考えが主流でした。

それが、時代の変化とともに、経営と従業員との間にパートナーシップを構築し、ひとつの方向に向かうためのツールという考えに変化してきたのです。

また、社労士にとって、少し前までは、労務リスクヘッジ型の就業規則を作ることがトレンドとされていました。それが他の事務所との差別化につながっていたのです。

しかし、それに類する数多くの就業規則のひな型が市中に出回ったことで、コモデティ化（価値の同質化）が進み、もはや、差別化と言えなくなりました。

これからの就業規則については、会社の未来を見据え、経営者と従業員が同じ方向に向かうための組織のあり方をルールとして落としていくことが重要になります。また、そのようなオリジナル性を持った規則の作成が差別化となります。

そのためには、我々社労士が、規定ありきで、単にそこに当てはめていくという作業に価値を置くのではなく、経営者の想いを聞き出すこと、それを明確に言葉にして、ルール化してあげることに価値を置くといった発想を持つ必要があります。
経営者の想いが、従業員に伝わる-そのような規則にしてあげることです。

今回、このような就業規則作りで数多くの実績をお持ちの下田先生に、作成するにあたり、経営者からどのように本音を聞き出し、就業規則にどう反映させていくのかについて、コーチングやファシリテーションのテクニック含め、2日間かけてみっちり講義をして頂きます。

ワークショップを取り入れた就業規則作成の具体的な提案事例

• 経営者や管理職から意見や本音を引き出すワークショップ（2時間×4回）
  →『経営者との対話でつくる就業規則作成』は、ここに価値のウェイトを置く提案ができるようになります。
• 就業規則作成作業

　※ワークショップと就業規則作成作業は別料金として、ワークショップの部分にウェイトを置く。
　※ワークショップを行うことで、様々な課題が浮かび上がり、それを解決するための次のアクション（人事制度設計や研修などの業務）につながるケースが多くなります。

これらのテクニックは、就業規則作成に限らず、会議の進行や日常の労務相談の場面、人事コンサルにも応用できます。

• 就業規則作成業務で差別化をお考えの方
• 経営者に対するコミュニケーション力を磨いていきたい方
• しっかりとしたコンサルティング力を磨いていきたい方

は、是非ご参加ください！

カリキュラム内容

※講座の模様は収録し終了後には、１か月間の動画の振り返り配信の期間を設けます。

講師

下田　直人（しもだ　なおと）氏
株式会社エスパシオ代表取締役
ドリームサポート社会保険労務士法人役員

2002年に28歳で社会保険労務士事務所を開業。当時は、まったく重要視されていなかった就業規則を使って、会社をよくしていくことを提唱し、全国で講演、本の執筆を多く行うようになる。特に、「なぜ、就業規則を変えると会社は儲かるのか？」（大和出版）は、就業規則という超ニッチな分野にかかわらず、ヒットした。
その後、コーチング、ファシリテーションのスキルを学び、幸せな会社、やりがいを感じる会社づくりのお手伝いをメインの仕事として、企業研修や経営者・フリーランスの方のライフコーチング、企業の経営顧問を行っている。
「新標準の就業規則―多様化に対応した戦略的社内ルールのつくり方」（日本実業出版社）
「「就業規則の神様」が明かす”幸せな会社”の社長が大切にしていること」（大和出版）
「人が集まる会社　人が逃げ出す会社」（講談社）
「優良企業の人事労務管理」（PHP)
「勝ち組企業の就業規則」（PHP)
「嫌われ上司になっても部下に教えたいルール」（中経出版）
「なぜ就業規則を変えると会社は儲かるのか？」（大和出版）
「みんなが良くなる　みんなでつくる　みんなの就業規則」（共著）（日本法令）
その他多数
■ホームページ
ドリームサポート社会保険労務士法人 https://www.dream-support.or.jp/
下田直人公式Webサイト https://shimodanaoto.com/