中小企業のM&Aのための労務デューデリジェンスとは?
PSR正会員は参加無料!
\M&A後に“想定外の労務リスク”を残さない!/
「中小企業のM&Aのための労務デューデリジェンス」を開催!
日本社会が抱える「2025年問題」― 事業承継は待ったなし
2025年をピークに、国内企業の99%以上を占め、雇用の約7割を担う中小企業・小規模事業者の経営者が、平均引退年齢である70歳を次々と迎えます。いわゆる「2025年問題」は、後継者不足により、黒字でありながら廃業を余儀なくされる企業が急増すると予測されている、我が国の構造的かつ喫緊の課題です。
このような状況下、M&Aや事業承継が注目され、今後は顧問先や提携先においても、株式譲渡・合併・事業譲渡といった場面に直面する機会が確実に増えると見込まれます。社労士としても、こうした流れの中、人事・労務のプロとして「労務デューデリジェンス(労務DD)」に関する相談を受けることが増えていくことでしょう。
なぜ今、労務DDが求められているのか?
M&Aや事業承継の現場では、法務・財務のデューデリジェンスに比べて、労務分野のチェックが後回しにされるケースが少なくありません。労務DDが不十分であると、
- 買収後に、未払い残業や社会保険未加入が発覚
- 過去の労使トラブルが再燃し、訴訟に発展
- 就業規則が実態と乖離しており、PMI(M&A成立後の統合プロセス)が難航
といったトラブルにつながりかねず、
売り手・買い手双方の信頼関係を損ない、買収後の経営統合にも大きな影響を及ぼしかねません。
適切な労務DDは、労務リスクの早期発見と適切な対策立案を可能にし、買収後の混乱や予期せぬコスト増を未然に防ぐ、極めて重要なプロセスです。
本勉強会では、労務DDにおける実務経験が豊富な特定社会保険労務士、内海 正人先生を講師にお招きし、法令知識だけでなく、「労務リスクをどのように見立て、どう評価・指摘すべきか」といった、現場で本当に求められる視点を、事例を交えてわかりやすく解説いただきます。
今後の社労士業務において、“一歩先の力”を身につけるための貴重な機会です。ぜひご参加ください。
セミナー内容
- 中小企業・小規模事業者における M&Aの現状と課題
- M&Aとは?
- デューデリジェンス(Due Diligence)
- 労務DDの主な内容
- PMI:Post Merger Integration
- これからの労務DDは?
参加特典
セミナー終了後のアンケート回答で当日のスライドPDFをご提供いたします。
こんな方におすすめです
- 顧問先からのM&Aや組織再編の相談に、自信を持って対応したい
- 労務DDを体系的に学び、提案力・対応力を強化したい
- 他士業や経営層と連携し、信頼されるパートナーになりたい
- 専門性を磨き、キャリアや業務領域を広げたい
講師
内海 正人氏
社会保険労務士法人 日本中央社会保険労務士事務所
特定社会保険労務士
神奈川県鎌倉市生まれ。総合商社の金融子会社にて法人営業、融資業務、債権回収業務を行う。
その後、コンサルティング会社を経て、平成15年の日本中央会計事務所に合流。
社会保険労務士法人 日本中央社会保険労務士事務所代表社員。
労使トラブル対応や人事コンサルティング及びセミナーを業務の中心として展開。
現実的な解決策提示を行う現場派社会保険労務士。特に労使トラブルの解決については数少ないエキスパートの1人として定評がある。
開催概要
セミナータイトル | 中小企業のM&Aのための労務デューデリジェンスとは? |
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講師 | 内海 正人氏 |
備考 |
本セミナーは会場/オンラインのハイブリッド開催となります。 ご希望の参加形式にチェックを入れてお申込みにお進みください。
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