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厚生労働大臣会見概要 年金改正法案の審議開始について質疑応答 基礎年金の底上げ削除に関し賛否が分かれた世論調査にも触れる(令和7年5月20日)
厚生労働省では、厚生労働大臣の記者会見を毎週2回(通常、火曜日と金曜日)実施し、その概要を公表しています。
令和7年5月20日の会見では、年金改正法案の審議開始などについて、質疑応答が行われています。
記者:本日から年金制度改革法案の審議が始まります。成立に向けて、改めて意気込みをお伺いします。また、野党は法案から削除された基礎年金底上げ策の復活を求める修正案を自民党に示すなどの方針を示しました。政府としてどのように対応いたしますでしょうか。
大臣:今回の年金改正法案については、被用者保険の適用拡大のほか、在職老齢年金制度の見直し、iDeCoの加入可能年齢の上限の引上げなど、将来の受給者の給付も充実させながら、現在の受給者の年金の増額措置も盛り込んでいる内容になっています。法案は、本日から国会において審議が開始されますが、厚生労働省としては、この法案の意義や内容について丁寧に説明を尽くし、ご指摘の基礎年金底上げ策も含めて、国会におけるご議論を賜りたいと考えています。
その他、共同通信が17日・18日に行った全国電話世論調査で、基礎年金の底上げを(年金改正法案から)削除したことについて聞いたところ、「入れるべきだったとは思わない」との回答が46.4%と最も多かった一方、「入れるべきだったと思う」との回答は41.4%と、賛否が分かれる結果となったことについても、質疑が行われています。
厚生労働大臣がどのように応答したのか、確認しておきたいところです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<厚生労働大臣会見概要(令和7年5月20日)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000194708_00815.html
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