社労士のための選択理論・実践基礎講座

制度では解決できない「人の問題」に、どう向き合いますか?
社労士は、経営者の相談、社員の不満、ハラスメント問題、労務トラブルなど、人間関係に関わる課題に日常的に向き合う仕事です。
特に、感情的な経営者への対応、問題社員の相談対応、ハラスメント案件などは、対応の難しさを感じやすい場面です。
これらの多くは制度や法律だけでは解決できず、「人間関係の構造」が大きく関係しています。
この講座では、選択理論心理学をベースに、人間関係を建設的に築く関わり方と、顧問先対応に活かせる人間理解の技術を学びます。これにより、顧問先対応の判断がしやすくなり、トラブルを整理し、関係性を崩さずに対応できる力が身につきます。
選択理論とは?
選択理論心理学(以下、選択理論)は、「人は、なぜ、どのように行動するのか」を脳の働き方から説明した理論です。
この理論を実践した精神病院では、退院率の向上(1%→95%)、刑務所では再犯率の低下(65%→3%)、公立学校ではアメリカ各州でトップクラスの成績優秀な学校を何校も実現しました。
選択理論では「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」と考えます。変えられるものに焦点を当てて、良い人間関係と成果の両方が手に入るよう、効果的な行動を自分で「選択」することができるようになります。 それによって、ストレスの少ない日常を送ることができ、本来のパフォーマンスを発揮できます。
理論なので、再現性があり、誰でも実践できるところが選択理論の特徴です。 労務のプロである社労士の皆さんが学んで実践することで、自らが満たされた気持ちで仕事ができるようになり、顧問先企業にも心理的安全を提供でき、満足度の高い支援ができるようになることが期待できます。
実践にあたっては、「自分でコントロールできること」や「仕組み」を変えることに注力した顧問先支援の道筋がイメージできます。脳の性質に基づいているので矛盾がなく、安心して実践していただけます。
この講座の選択理論について
正統な理論を、社労士の実務に特化して届けます。
選択理論を学べる場はほかにもありますが、出どころと目的によって内容は大きく異なります。本講座が大切にしているのは、「グラッサー博士の理論を正確に、現場で使えるかたちで届ける」ことです。
協力機関
認定NPO法人 日本リアリティセラピー協会
グラッサー博士の理論を普及する国際機関「ウイリアム・グラッサー・インターナショナル(WGI)」の日本支部。世界共通プログラムを日本国内で提供できる唯一のNPO法人です。本講座はこの協会の協力のもと実施するため、理論の正確さと再現性に裏付けがあります。
この講座を受講後に変わる、5つのこと
- 感情的な顧問先への対応がしやすくなる
- 問題社員の相談に対して、課題や対策を整理して伝えられるようになる
- ハラスメント相談に対して、冷静に対応できるようになる
- 顧問先の人間関係トラブルの原因を理解し、ストレスを軽減しながら対応できる
- 顧問先との関係性を崩さず、さまざまな事案に関わることができる
6ステップで実践力を身につける講座設計
本講座は、単なる知識習得ではなく、6つのステップを段階的に踏みながら実践力を身につける講座です。
「自分を知る」ことから始まり、「相手を知る」「感情を整える」と進むことで、人間関係の見え方そのものが変わっていきます。さらに、「トラブルを読む」「関係を設計する」ステップを通じて、場当たり的ではない、軸を持った顧問先対応ができるようになります。
そして最終回では、これらの学びを統合し、社労士としての理想の関わり方・働き方まで落とし込みます。
また、本講座は、社労士業務に活かすことを前提とした人間理解をベースにしており、ケースやワークを通じて、学んだ内容をそのまま現場で使える形に落とし込みます。
制度や法律だけでは解決できない人間関係の問題に対しても、構造的に整理し、関係性を崩さずに対応できる力を養います。
このように、6ステップを通じて、理解 → 実践 → 定着までを一貫して身につけられることが、本講座の特長です。
全6回のプログラム
月1回 ・1回2時間の集合形式で、『学び → 実践 → 振り返り』を繰り返しながら、現場で使えるレベルまで習慣化します。
すべてオンライン開催で、全6回コース受講者には、2026年12月末まで全講座の振り返り配信があります。
第1回 -自分を知る-顧問先対応に活かす人間理解
2026年5月11日(月)16:00~18:00
人はなぜその行動をとるのか。なぜ人間関係がこじれるのか。
選択理論の基本である「行動の仕組み」と「5つの欲求」を理解し、問題を“出来事”ではなく“人の構造”で捉える視点を身につけます。
また、自分と相手の違いを整理し、ストレスの正体を理解することで、対応の軸が明確になります。
関係を壊す関わり方と築く関わり方の違いを学び、日常業務で再現できる形まで落とし込みます。
プログラム
| ① 理論理解 人の行動と人間関係の仕組みを知る |
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| ② 自己理解 自分と他者の違いを知る |
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| ③ 関わり方の習得 人間関係を築く技術 |
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| ④ 習慣化 日常で再現できる状態へ |
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<ワーク>
・日常で使う言葉・関わり方の実践練習
・「相手を変えずに関係を変える」アプローチ体験
第2回 -相手を知る-相手の本音を理解する「願望」の理解法
2026年6月10日(水)16:00~18:00
人はそれぞれ「こうありたい」という願望(上質世界)を持っています。
この回では、相手の言動の背景にある願望を理解し、表面的な問題の奥にある本音を読み取る力を養います。また、関係を築く言葉と壊す言葉の違いを学び、コミュニケーションの質を高めます。
<ワーク>
・自分の「上質世界(こうありたい姿)」の整理
・相手の願望を読み取るワーク
第3回 -感情を整える-感情に振り回されない課題への対処法
2026年7月16日(木)16:00~18:00
感情に引っ張られてしまうと、判断や対応がブレてしまいます。
この回では、人の行動のメカニズムを理解し、「変えられること/変えられないこと」を整理することで、自分で自分の状態を整える力を身につけます。
感情を抑えるのではなく、うまく付き合いながら行動を選択できる状態を目指します。
<ワーク>
・変えられること/変えられないことの整理
・思考・感情・行動の切り分けワーク
第4回 -トラブルを読む-人間関係トラブルの心理構造
2026年8月4日(火)
16:00~18:00
職場で起こる対立やトラブルには、共通した構造があります。
この回では、なぜ対立が起きるのか、なぜ関係が悪化するのかを理解し、問題の本質を見抜く力を養います。
また、トラブルを引き起こす関わり方と、予防につながる考え方・行動を学びます。
<ワーク>
・職場トラブルの事例検討
・ストレスを防ぐセルフカウンセリング実践
第5回 -関係を設計する-協力し合える関係づくりのしくみ
2026年9月8日(火)16:00~18:00
人は「やらされる」よりも「自分で選ぶ」ときに力を発揮します。
この回では、強制ではなく協力を生む関わり方を学び、主体性を引き出すコミュニケーションを身につけます。
マネジメントの考え方の違いを理解し、信頼関係をベースとした関係構築を実践します。
<ワーク>
・関わり方を体感するロールプレイング
・見方を変えるトレーニングワーク
第6回 -理想をつくる-社労士としての理想の働き方をつくる
2026年10月6日(火)16:00~18:00
これまでの学びをもとに、社労士としての理想の関わり方・働き方を具体化します。
願望(こうありたい姿)を整理し、そこから逆算して行動を設計することで、継続的に実践できる状態をつくります。
<ワーク>
・理想の働き方の言語化
・行動プランの作成(実践計画)
講座概要
テキスト
メインテキスト1冊、副読本3冊
※第1回講義のみお申込みの方には、メインテキスト抜粋PDFをご提供します。
振り返り配信
全6回講座の振り返り配信を2026年12月末までご視聴いただけます。
※第1回講義のみご受講の方は、第1回講座のみ2026年6月9日までの振り返り配信となります。
受講料
| PSR正会員 | 情報会員・一般 | |
| 全6回コース | 99,000円(税込) | 110,000円(税込) |
| 第1回講座のみ受講 | 9,900円(税込) | 11,000円(税込) |
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※第1回(体験受講)を受講後、続けて全講座へのお申し込みが可能です。全6回コースの受講料から、すでにお支払いいただいた第1回講座の受講料を差し引いた残額をお支払いいただくことで、第2回以降を続けてご受講いただけます。 |
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講師プロフィール
池亀 朋美(いけがめ ともみ) 氏
日本選択理論心理学会認定 選択理論心理士、選択理論実践パートナー講師、JPSAベーシックプロスピーカー、一般社団法人コーチング・ラボ 認定プロコーチ
島根県在住。株式会社おふぃす・ともとも代表。
大学卒業後、静岡新聞社で社会部記者として勤務。その後ライターとして独立し、延べ5,000件以上、1000社近い企業・経営者をインタビューしてきた。
企業取材を重ねる中、ビジネスは良好な人間関係があってこそうまくいくという結論にたどり着き、2024年、島根県初の選択理論心理士に。
人間関係構築セミナーや講座を、企業向け、ビジネスパーソン向けに提供している。
井上 千代(いのうえ ちよ) 氏
日本選択理論心理学会認定 選択理論心理士、ウイリアム・グラッサー国際協会 プラクティカム・スーパーバイザー、愛媛選択理論研究会共同代表、日本選択理論心理学会西予支部 支部長、日本学校教育相談学会会員
愛媛県出身。元公立小中学校養護教諭(35年勤務)。
「選択理論実践パートナー」として、セミナーや講演、著作を通じて選択理論の普及に貢献。学校や企業での講演実績多数、5万人以上に情報提供している。
「愛媛選択理論研究会」共同代表、日本選択理論心理学会西予支部長を務め、2012年には文部科学大臣優秀教員表彰を受賞。
累計10万部超の著書・編著書を出版しており、代表的な著作に「選択理論を学校に」「人生が変わる魔法の手帳」などがある。
南海放送ラジオ「幸せを育む心理学」企画・出演。
開催概要
| セミナータイトル | 社労士のための選択理論・実践基礎講座 |
|---|---|
| 講師 | 池亀 朋美 氏、 井上 千代 氏 |
| 備考 |
この講座は全6回構成の講座となっています
お申し込みいただいた場合は、事務局にてお申し込み確認後、アーカイブ配信にて終了回はすべてご覧いただけます。 ※第1回講義のみご受講の方は、第1回講座のみのふり返り配信となります。
※最少催行人数:3名 |














