令和7年度の精神障害の労災認定件数 7年連続増加し1,082件 原因のトップはパワハラ(厚労省)
厚生労働省では、過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患や、仕事による強いストレスが原因で発病した精神障害の状況について、労災請求件数や、「業務上疾病」と認定し労災保険給付を決定した支給決定件数などを、平成14年以降年1回、取りまとめています。
この度、令和8年度「過労死等の労災補償状況」が公表されました(令和8年7月15日公表)。
そのポイントは、次のとおりです。
●過労死等(脳・心臓疾患と精神障害)に関する請求件数など
・請求件数は6,212件(前年度比1,402件の増加)
・支給決定件数は1,310件(前年度比5件の増加)
うち死亡・自殺(未遂を含む)件数は145件(前年度比14件の減少)
●脳・心臓疾患に関する事案の労災補償状況
・請求件数は1,254件で、前年度比224件の増加
うち死亡件数は前年度比48件増の303件
・支給決定件数は217件で前年度比24件の減少
うち死亡件数は67件で前年度と同数
●精神障害に関する事案の労災補償状況
・請求件数は4,958件で前年度比1,178件の増加
うち未遂を含む自殺の件数は前年度比13件増の215件
・支給決定件数は1,082件で前年度比26件の増加
うち未遂を含む自殺の件数は前年度比12件減の76件。
・出来事別の傾向
支給決定件数は、「上司等から、身体的攻撃、精神的攻撃等のパワーハラスメントを受けた」222件、「顧客や取引先、施設利用者等から著しい迷惑行為を受けた」と「セクシュアルハラスメントを受けた」127件、「仕事内容・仕事量の大きな変化を生じさせる出来事があった」113件の順に多い
報道でも、精神障害に関する事案の支給決定(労災認定)の件数が増加していること(7年連続で過去最高を更新)や、その原因のトップがパワハラであることなどが話題になっています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和7年度「過労死等の労災補償状況」を公表します>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_74476.html
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