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厚生労働大臣会見概要 スポットワークや外国人の社会保険料の未納防止対策などについて質疑(令和7年11月4日)
厚生労働省では、厚生労働大臣の記者会見を毎週2回(通常、火曜日と金曜日)実施し、その概要を公表しています。
令和7年11月4日の会見では、スポットワークや外国人の社会保険料の未納防止対策などについて質疑がありました。厚生労働大臣がどのように応答したのか、確認しておきましょう。
記者:いわゆるスポットワークで働く労働者が10月29日、雇用先の企業に対して、スポットワークの直前キャンセルにかかる賃金の支払いを求めて提訴しました。厚生労働省が7月にまとめたスポットワークに関する労務管理に関するリーフレットの内容は承知していますが、改めて、スポットワークにおける事業者側都合での直前キャンセルについて、見解をお聞かせください。・・・略・・・
大臣:今言及のありましたリーフレットにおきまして、事業主の都合による直前のキャンセルは、就労のための準備を無駄にさせ、別の就労機会を見つける時間的余裕がない状態に陥らせるおそれがあります。キャンセルの期限について、時間的余裕に配慮した設定が求められる等の留意事項をリーフレットの中でお示ししています。お話のあったスポットワークにまつわるトラブルについては、労働関係法令のルールが十分知られていないことが原因となることが多いと考えていますが、使用者が労働関係法令を遵守し、労働者の保護が図られるように、労働関係法令の周知の徹底を図ることが重要であると認識していますので、引き続き、そういった観点から丁寧に対応を進めていきたいと思っています。
記者:外国人政策をめぐって、政府が先ほど関係閣僚会議を開きました。社会保障分野では、大臣としてどのような観点を重視して政策を進めていくお考えでしょうか。また、今年の骨太方針にも盛り込まれた、外国人の社会保険料の未納防止や社会保険制度の適正な利用に向けた対策の検討状況について教えてください。
大臣:・・・略・・・骨太方針2025にも盛り込まれていますが、国民健康保険料の未納付防止については、外国の方の納付状況を出入国在留管理庁と共有して在留審査時に活用する仕組みについて、令和9年6月からの開始に向けて準備を進めているところです。また医療費不払いへの対応については、不払いのある外国人の情報を医療機関から収集して出入国在留管理庁と共有する仕組みについて、対象を短期滞在者から中長期在留者へも拡大し、在留審査にも活用すること等について、検討を進めています。・・・略・・・
話題になっている事柄だったので、紹介させていただきました。今後の動向に注目です。詳しくは、こちらをご覧ください。
<厚生労働大臣会見概要(令和7年11月4日)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000194708_00865.html
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