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公的年金の支給額示す「モデル世帯」の見直しなど 今後の論点を整理(社保審の年金部会)

厚生労働省から、令和6年5月13日に開催された「第15回 社会保障審議会年金部会」の資料が公表されました。

今回の年金部会では、「これまでの年金部会も踏まえてご議論いただきたい論点②」として、今後議論が進められることになる論点が整理されています。
どのような論点があるのか、「第13回 社会保障審議会年金部会(令和6年3月13日開催)」で示されたものとあわせて、紹介しておきます。

<これまでの年金部会も踏まえてご議論いただきたい論点①>
1.遺族厚生年金等の見直しに関連する論点について
2.基礎年金の保険料拠出期間延長に関連する論点について

<これまでの年金部会も踏まえてご議論いただきたい論点②……今回提示>
1.多様なライフコースに応じた年金の給付水準の示し方に関連する論点について
2.障害年金に関連する論点について
3.第3号被保険者制度に関連する論点について
4.加給年金に関連する論点について

たとえば、「多様なライフコースに応じた年金の給付水準の示し方に関連する論点について」では、年金額の改定時に公的年金の支給額を示す「モデル世帯」について、現在の「サラリーマンと専業主婦」の世帯のほか、「単身世帯やひとり親世帯、共働き世帯、片働き世帯など、それぞれの世帯類型での年金額について、分かりやすく示していくことが必要」といった意見がでており、これが、報道でも話題になっています。

今後の動向に注目です。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<第15回 社会保障審議会年金部会/資料>
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/nenkin_20240416_00001.html

※無断転載を禁じます

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