2010/03/11
OKI、定昇凍結を提示 三菱電機・NECも体系維持に慎重
OKI(沖電気工業)は労働組合に、定期昇給(定昇)の凍結と一時金の水準に関する協議を申し入れました。OKIは業績低迷で2009年4月~12月、組合員の定昇の実施を凍結した経緯があります。凍結すれば2年連続ですが、OKI労組は会社の申し入れに反発しています。三菱電機とNECも10日、労務担当役員が賃金体系の維持に慎重な姿勢を示し、電機の交渉では定昇の維持が大きな焦点になってきています。
OKIの労組が加盟する電機連合は今春の統一交渉で「賃金体系(定昇)の維持」「年間一時金の4.0カ月の確保」などを掲げています。OKI労組は「あくまでも電機連合の枠内で闘争を進める」としています。
17日の集中回答日に向け、大詰めを迎えている春闘は、連合が統一ベースアップ(ベア)要求を見送り、賃金の底上げに力点を置いたことで、大手企業の労使交渉は方向感を欠くものになっている状態で焦点の定期昇給は完全実施を当然視する労使がある一方、競争力強化が課題である電機では経営側が制度の見直しを求める姿勢を強めており、企業ごとに温度差がある状況です。
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