2010/08/11
厚生年金7.8兆円の黒字 3年ぶりの回復
厚生労働省は10日、2009年度の年金特別会計の収支決算を発表しました。それによりますと、時価ベースでは、厚生年金が7兆8474億円、国民年金が3042億円黒字になったということです。黒字決算は厚生年金は3年ぶり、国民年金が4年ぶりです。ただ、黒字の要因は、株価の回復で年金積立金の運用結果が好調だったためで、運用益の影響を除くと、厚生年金、国民年金とも、収支は支払い超過でした。
資金運用の成果を除いた厚生年金の収支は、給付費などの支出は2兆6736億円増の38兆7813億円。保険料などの収入は1兆5862億円増の38兆79億円でした。
国民年金では支出が前年度と比べ4746億円減の5兆3598億円。納付率の低下などで保険料収入が減り、収入は2798億円減の5兆1347億円でした。
厚生年金、国民年金とも今後、支出はさらに膨らむ見通しですので、資金運用の成績が低迷すれば、年金財政は厳しさを増しそうです。
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