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HOME  >  トピックス  >  判例  >  ニコン 偽装請負・過労自殺訴訟 約...

2009/07/29

【判例】

ニコン 偽装請負・過労自殺訴訟 約7060万円支払い命令

 ニコンの工場に派遣された業務請負会社「アテスト」(名古屋市)の元社員、上段勇士さん(当時23歳)が自殺したのは過重労働によるうつ病が原因として、母親の上段のり子さん(60歳)が両社に計1億4000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が28日、東京高裁でありました。
 都築弘裁判長は、1審に続いて「過労自殺」を認め、両社に計約2488万円の支払いを命じた1審判決より賠償額を約4569万円増額し、計約7058万円の支払いを命じました。

 実質的な派遣労働者の過労自殺が高裁レベルで認められたのは初めてです。

 上段さんは製品の最終検査を担当し、1999年3月に自殺しました。昼夜交代勤務で同1月は時間外労働が77時間に上り、同1~2月には15日間連続勤務をしていたことなどから、高裁は「業務が原因でうつ病になり自殺した」と認定しました。
 労働形態について「ネクスターから具体的な業務の指示や管理はなく、『派遣社員』と呼ばれていた」として、労働者派遣法に違反する「偽装請負」だったと指摘し、両社の賠償責任を認めました。



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